保険は誰のもの!?

保険に関するご相談で多いトップ3は
・生命保険
・火災保険
・自動車保険

今回のご相談も“加入している保険の点検をしたい”というご意向、深掘りして質問をするとドル建て保険が円安で保険料負担が大きくなったため、出来ることなら負担を減らしたいという内容。

保険に加入する際の大前提は「何のために保険に加入するか」という目的ありきで、
・いつまで必要か? → 保険期間
・いくら必要か? → 保険金額
・いくら払うか? → 保険料
がプランを作るポイント。にも関わらず今回の方も“加入すべき保険に加入していない”現実があった。先様は落胆し、僕はやり切れなさと怒りを感じずにはいられなかった。

保険業界では“保険を売る”という表現をする者もいれば、酷い者は“保険を取る”という表現をする。

僕は幸いにも保険のイロハを教えてくださった師匠から“保険はその方やご家族にとって大切な財産、お申込(契約)はお預かりするもの、そしてきちんとお返し(お支払い)するもの”と教わって以来ずっと徹底している。なので、今回のように“その方やご家族のための保険ではなく、担当者に有利・若しくは保険会社に有利な契約内容”に出会うと残念でならない。

せっかくご縁をいただいたので、“お考えに合った保険を一緒に作りましょうね、きちんと責任を持ってコンサルティングします”と宣言をすることが、保険の仕事をする自分の役割だと意を強くしたご相談だった。

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