万一なこと
保険の話をする時によく耳にする単語に“万一”がある。“万一亡くなったら、家族の生活費は”という具合に使う。生命保険に出来ること(保障)として
①死亡
②入院・手術
③がん
④三大疾病
⑤介護の生存時のリスクヘッジと
⑥運用・お金を増やす
という唯一ワクワクすることの6つがある。
この中で万一ではなく、100%の確率で起きることはどれですか?と伺うと皆さん“死亡”と答えるものの、死ぬことを考えながら生活をしている人はいない。当たり前のことながら、“生きるため”に生活をしている。その生活の中で、“万一”今と同じ生活が出来なくなった時のリスクヘッジとして保険が存在していると思う。
保険は「お金の問題を解決する手段のひとつ」であるけれど、何が何でも保険加入を勧めるのはナンセンスだと思う。貯蓄が十分ある人や、親御さんや家族から援助を受けられる人etcは必要無いことが多いからだ。
ここでポイントになるのが、コンサルのヒアリング能力の高さ。相談者(相手)の状況がよく分からないまま“お勧め”=営業をしてしまうため、また保険には色形が無いため、不信感を増幅させてしまう保険パーソンが多いと思う。
相談者に寄り添い親身にならないと、とてもとても“万一のこと”なんてイメージしてもらえないと僕は常に意識している。