誰の相続、エッ俺の!?
火災保険相談のご紹介でお会いした60代の方、火災保険の話が一段落した時の雑談。現在は医療保険しかお持ちでないとのこと。
まだ現役で仕事をされているがお子さん達も独立されているので、死亡保障は全て解約をされたそうだ。
ご自宅がずいぶん立派(大きい)だったりお子さんが3人と伺ったので、相続対策は何かされていますか、と質問をするとタイトルのような返答が。お決まりの“ウチには財産なんて無いから、家族みな仲がイイから”が続く。
そこで事例をお伝えすると思い当たる節がお有りになるようで、やっと自分事として認識していただけた。
裁判所の統計でも、遺産分割事件・いわゆる裁判沙汰になっている件数のうち、資産合計が5千万円以下の家庭で約8割を占めていることをご存知だったようだ。
“現金が(不動産の価値より)少ない家が揉めるんだよね” “でもなんで生命保険が相続に関係あるの!?” と仰るので、相続対策における生命保険の効果効能をお伝えした。とてもご理解が早く、次回は相続のコンサルでお会いすることになった。
相続が争族となる一番の原因は、対岸の火事で自分には関係無い、と思い込んでしまっていること。まだまだセミナーやことあるごとに伝えていかなければならないと感じる出会いだった。