保険契約と税金
“生命保険になぜ加入するのか?”
万一の○○に備えるため、○○は加入目的に保険の持つ機能を当てはめる。
ここのところ、せっかくの保険が片手落ちの契約形態をとっているケースに出会ったのでご披露しようと思います。
例えば万一の入院・手術。
入院をしたり手術を受けると請求をして給付金を受け取ることが出来る。
受け取った給付金は、基本的には非課税なのだが、契約形態を間違えてしまうと課税対象になりかねない。
それは、契約者・被保険者・受取人の設定。契約者・被保険者が同一人物、即ち自分のための保険ならば非課税である。
今回立て続けに出会ったのは契約者と受取人が配偶者のケース、“専業主婦だから”というのがそのような形態をとった理由で、特に税金の説明など無かったという。
保険は出口=使う時が肝心と言われ始めて久しいが、きちんと説明出来ない保険パーソンはまだまだ多いようだ。